外国人もびっくり驚き?!日本独自の習慣4つとは
1.挨拶のマナー
これは初めて日本を訪れた外国人にとって、最初に気づく驚きの習慣かもしれません。
お辞儀は、日本人なら誰でも、挨拶の礼儀として行う普通のマナーです。お辞儀は、小さなうなずきから腰を曲げる動きまで、さまざまな種類があり、相手との関係性によって使い分けますよね。
伝えたい敬意と謝意が大きいほど、私たちは長く深くお辞儀をします。ただし、西洋の人にとっては、握手やハグのほうが馴染み深いものです。そのため、外国人観光客の方が日本に到着し、日本人がお辞儀をし合っているの見ると、不思議に見えるそうです。
お辞儀は、職場では必須。とりわけ、接客業のある企業となると、スタッフに対してお辞儀に特化した研修を行っていたりもします。
2.仕事中毒の文化
シンガポール人は「失うことへの恐れ」を意味する「Kiasu」という言葉で、熱心に働くことと仕事を完遂することへの欲求を表現するそうですが、日本にも仕事に追われる文化があります。
実際のところ、職場環境などが原因で、自殺や病気により死亡に至る事件も多くあり、「死ぬまで働く」という意味の「過労死」と表現されていますね。主に、西欧の外国人からすると、死ぬまで自ら働くなんて!というような感じで、仕事で死亡するのは衝撃的なことなのだとか。海外では、仕事よりもプライベートを重視する傾向が一般的なのです。
一方、残念ながら、古い習慣が根強くある日本企業となると、残業して働くことが熱心な働き手である証とみなされるのです。誰も職場のビルを後にする最初の1人になりたがりません。早く仕事を切り上げるのは、怠け者だけだと思われるのです。
日本人が仕事中毒だと言われる別の要因として、とりわけ主要都市における、お金を得て生計を立てることへのプレッシャーが挙げられます。平日に都市部に出ると、夜中の0時や深夜の1、2時になっても、スーツを着て道を歩く人を大勢目にするでしょう。というのも、職場での残業に加えて、仕事後や週末でもパートタイムの仕事をしながら、生計を立てるので精一杯だという人が多いのです。
3.列に並んで待つ
外国人がよく口を揃えていうのが、「日本人は列に並ぶのが異常に得意」です!イベントや超人気ラーメン店のために3、4時間も列に並んで立っていても平気な人が多いですよね。
これは外国人の人からしたら驚きのようで、おそらく日本独自の教育によって、忍耐と我慢が大切だと教え込まれるからでしょう。こういった環境で子どもたち全員が、自制と敬意を教え込まれます。子どもたちは、何かを得るためには静かに忍耐強く順番を待たなければならないことを速やかに学びます。最初に来たものが最初に得る、というのが誰もが鉄則として学びます。
ファンイベントなどでは、熱狂的なファンはものすごい熱狂さをあらわにします。アニメや漫画、アイドルのオタクファンとなると、その熱狂ぶりは外国人にとっても驚きの光景なんだとか。
4.食事の前の挨拶
外国人観光客がレストランに行くと必ずびっくりするのが、「いただきます」という声。これは私たち日本人にとっては、親から教わる基本的なマナーですが、それを知らない外国人にとっては不思議みたいです。
食べる前に両手を合わせて「いただきます」と言うのは、食べ物への感謝の気持ちを表しているのは、日本人なら誰でも知っていますよね。ところが、外国人は時々この言葉を「どうぞ食べて」とか「食事をありがとう」の意味だと誤解するそうです。